別れのキスをもう一度―闇の使徒たち〈6〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「きみは親友だから」。憧れの先輩エリックとの夢のような一夜を過ごした翌朝、リーはその残酷な言葉に凍りつき、現実を知った。やがて時は無情にも流れ、無垢な女学生は冷静沈着な大人の女性に成長した。もう二度と、どんな男性にも傷つけられはしない―そう誓った今、彼女は心おだやかな日々を送っている。ところが今朝オフィスのドアを開けると、変わらぬ笑みをたたえたエリックが立っていた。怒りと悲しみ、そしていとしさに貫かれ、リーは言葉を失った。
内容(「MARC」データベースより)
投資銀行に勤務するエリックは、世界銀行窃盗犯の容疑を着せられ絶体絶命のピンチに。唯一の頼みの綱は、美しく優秀な弁護士のリー。彼女はエリックが、9年前に一度だけ夜を共にした後別れた女性だった…。
最後の夜を忘れない―狼たちの休息〈9〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
最愛の息子が誘拐されるなんて!パニックに陥るマギーの前に現れたのは、意外な人物だった。イーガン・キャシディ―この世でいちばん憎くていとしい人。無垢なマギーと情熱的な愛を交わして妊娠させておきながら、真剣な交際には興味がないと立ち去った男だ。なぜ今になって…?動揺するマギーに彼は告げた。誘拐犯はイーガンに恨みを抱いており、息子を盾に復讐を果たそうとしている。だが、どんなことをしてでも息子を奪い返す、と。穏やかながら意を決したその口調に、マギーは悟った。イーガンは自分の命を捨てるつもりだわ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バートン,ビバリー
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以後、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。’90年にデビューして以来、マギー賞や全米読者選賞を受賞。ロマンス小説界の最高峰RITA賞の最終選考にも残ったことがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
王女への階段―入れかわったプリンセス〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
施設育ちの苦学生クロエ・マーシャルの親友は、エンズウェイ国の王女モイラだ。見た目がそっくりな二人はよく入れかわって、教授たちをだましては楽しんでいた。すると、モイラが大胆な提案をし、二人は永久に入れかわる作戦を実行に移した。クロエにとって夢のような生活が始まった。十六年ぶりに帰国することになると、偶然アメリカ訪問中の隣国の国王から、専用機で送るとの申し出があった。少女のころしか知らない王様なら見破られるはずがないわ。だが、読みが甘かった。彼はおとぎ話の王子そのもの。正体がばれたら…。不安と恐怖にさいなまれながらも、クロエはしだいに“王女モイラ”になっていく。
美しすぎる狼 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「あなたは心を失った王子さまね」妻を亡くしたあと山奥でひっそり暮らしているタイラーは、都会からやってきた情熱的な美女にそう言われてはっとする。アンナはタイラーの母親が勤める美術館の新任学芸員だ。その彼女が雪の降るなかを訪ねてきたのは、きっと、妻の命日を一人で過ごす息子を心配した母の差し金に違いない。悲しみの癒し方は人それぞれなのに…。一方アンナは、タイラーに会うたび胸がどきどきしていた。でも、彼の心には亡き妻以外の女性が入る余地はない。憧れても、おとぎばなしのような奇跡は訪れないのだ。ところが、激しくなった雪がふたりを山小屋に閉じこめた。アンナは緊張し、普段以上におしゃべりになって、不安と期待を抱いた―なにかが起こるかもしれない。
狙われた貴婦人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「緊急事態なんだぞ!きみみたいな若い娘になにができる!」患蓄を診るためダニエルの家を訪れた獣医のアントニアは、会うなり頭ごなしに怒鳴られて、悔しさが込み上げた。苦労して獣医になったのに、女だからといって侮辱されるとは。三カ月前、アントニアは悲しい過去から逃げるようにしてこのエンジェル・アイの町にやってきた。噂では、富裕でハンサムなダニエルは女性たちの憧れの的と聞いていたけれど…男性優位主義者なんて、願い下げよ!患蓄が助かると、ダニエルは我に返ったらしく非礼をわびた。簡単には許せないわ。だが次の瞬間、彼女は唇を奪われていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キャンプ,キャンディス
全米ベストセラー作家。10歳のときに創作を始めて以来、執筆は彼女にとってリラックスの手段となっている。法律家をめざしてロースクールで学んでいた当時、初めて書いたロマンス小説が運よく出版され、作家の道を選んだ。テキサス出身の男性と結婚し、娘が一人いる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
黒騎士の素顔 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
相続した広大なブラックソーンの土地を売るため現地に赴いたオーレリアは地元民の話にとまどいを隠せなかった。かつての土地の所有者で義賊アンドレが死後もなお、愛馬の悪魔にまたがり黒衣をまとって疾駆するというのだ。伝説の地の保存を望む声も根強いが、彼女の心は決まっていた。難病の母の介護にはお金が必要だ。幽霊なんて信じない。きっと土地売却を邪魔する人物の仕業だわ…。一人コテージに滞在する恐怖を必死に静めるオーレリアだったが、ふいの物音に驚いて外に出ると、そこには―月明かりのなか黒馬を駆る黒騎士の姿があった。そして次の瞬間、騎士は剣をひらめかせて彼女に向かってきた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バーンズ,キャロライン
両親ともに新聞記者という家庭に育ち、わずか十二歳にして地元新聞のフォトジャーナリストとなった。大学でジャーナリズムを学び、卒業後は政治ジャーナリズムの世界に進んだが、大好きな創作短編を発表したところ好評だったため、本格的な執筆活動に入る。以来、ロマンティック・サスペンスを中心に三十作以上を発表し、人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
情熱を再び (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ローガン・ブキャナンの命が危険にさらされている!それを知らされたとき、私立探偵のジェシカは元恋人である彼のボディガードを引き受けた。ふたりが別れてから、二年。ジェシカはひたすらローガンを忘れようと努めていた。これを機に、彼のことを完全にふっきれるかもしれない。ところが、再会したかつてのプレイボーイは不実で無責任な態度を改め、思いやりのある男性に成長していた。ジェシカの心は揺らいだ。彼を信じてまた傷つくのはいや。数日後、とうとうローガンは狙撃されたが、怪我はなかった。ジェシカの懸命な捜査の結果、事件は解決したかに見えた。だがそれもつかのま、思わぬ事実が発覚し…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フェラレーラ,マリー
ヨーロッパに生まれ、ニューヨークで育った。現在は南カリフォルニア在住。すばらしい夫とやんちゃ盛りの二人の子供と暮らしながら、子育てから解放され執筆に専念できる日を心待ちにしている。アメリカロマンス作家協会のRITA賞を受賞。マリー・ニコールの名でも著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
消えた愛人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ボディチェックをする彼の指先に彼女は恋の予感を抱いた。このままでは犯人が逃げてしまう!カレンは殺人犯とおぼしき怪しげな男を追ってホテルを飛び出し、愛車を駆って尾行を開始した。だがその途中、スピード違反で捕まってしまう。「自分が何をしたかわかっているの?」憤りのあまり、カレンは相手の刑事をにらみつけた。ジャックと名乗るその長身の刑事は、事情を説明しても信じず、反抗的なカレンを警戒してボディチェックをおこなう始末だ。恥ずかしさに耐えかね、赤面するカレンに、彼は氷のように冷たい表情を保ったまま言った。「動くな」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダニエルズ,B.J.
夫と二匹のスパニエル犬、そして一匹の猫とともにモンタナに暮らす。彼女の作品の多くがモンタナを舞台としているのはそのため。初めて書いた小説でロマンティックタイムズ誌の批評家新人賞を受賞。アメリカロマンス作家協会の一員として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あの夜をさがして (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
十八歳の誕生日、ダニーは一夜限りのシンデレラになった。しがない厩務員であることを隠し、上流社会の夜会に出席したのだ。髪の色を変え、初めての化粧をしてきらびやかなドレスをまとい、カロライナ出身の令嬢ダニエル・デヴリスと名乗って…。令嬢と紳士たちが甘い言葉をささやきかわす舞踏会を、手の届かない生活を、ダニーは味わってみたかった。そして、運命の人に出会ってしまった。ケンタッキーきっての名門ハミルトン家の御曹子リードに。ダンスフロアを横切ってきて手を差し伸べたリードの、南部一と謳われた微笑みにあらがうことなどできなかった。夢のような夜をともにした翌朝、彼女は身分を恥じて姿を消した。ダニーはすべてを忘れるため遠く離れた地で競走馬の世話に励む。だが五年が経った今、残酷な現実が彼女に襲いかかろうとしていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スカレーラ,ダーリーン
ニューヨーク生まれ。シラキュース大学でパブリック・コミュニケーションを専攻。卒業後、工場労働から放送、広告業界までありとあらゆる仕事を経てフルタイムのロマンス小説家となる。現在、二児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
炎のメモリー (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ホリー・ベントンが目覚めたのは木の上だった。なぜこんなところに?大金の入ったバッグは私のもの?飛行機事故で記憶を失ったまま、ホリーは森をさまよい、ようやくキャビンを見つけて中に入り込んだ。だが、雷鳴よりも大雪よりも危険なものが訪れた。キャビンの持ち主―ローマン・ジャスティス。彼は無断侵入したホリーに拳銃を向け、記憶喪失を疑った。けれども彼女の怯えを信じたとき、ローマンは騎士になった。記憶を取り戻すのに手を貸し、優しくなぐさめる。ホリーが唯一頼れる存在は、愛する相手に変わっていった。しかし、彼女の正体がわかり、別れは突然やってきた。